DIC カラーガイド(1・2・3)及び、DIC カラーガイド PART2(4・5・6)に収められた1,289色の特色をCMYKのプロセスカラーで再現しました。第7版は、カラーガイドの新色の増補とCTP版によるCMYK値の全面改訂を行いました。
●DIC カラーガイドは特色インキの単色ベタ刷りの色見本ですが、CMYK印刷ではこれらの色をCMYK4原色で擬似的に再現することも多々あり、そのような際に参考になります。
●特色カラーガイドの色域と、CMYK4色の色域では大きな差があります。色によっては、近い色まで表現できる色、差がある色、大きく差がある色、物理的に発色不可能な色などがあります。カラーノートの色番号の末尾には「*」を付けその数が多いほど色差があることを示しています。
無印: 比較的色差が小さい色
* (1つ): 色差が大きい色
* * (2つ): CMYKでは発色できない色
例 DIC-89pc*
●DTP が普及する前のデザイナーは色指定紙と言う指示書に、この網点パーセントを指示していました。DTPの普及した現在でも、パソコン上で色を作るときDTPソフトではCMYK4色の網点パーセントを入力することが一般的です。しかし、色見本が存在するものや、DICナンバー 等ですでに指定されているものをCMYK4色で表現するときに参考となる資料です。
●特に、色再現に大きな差が出るような色に関しては、特色を使用するか否かの指標ともなります。また、刷り上ってからその差異に気付くことのリスク軽減にも役立ちます。
●最もポピュラーな印刷方式であるオフセットのCMYK4色で印刷したカラーチャートです。
●印刷条件は特別なものではなく、通常の商業印刷が行われる状態で印刷されていますので、最も現実的かつ実用的です。
●DIC カラーガイドとの併用で、CMYK4色との差異が一目瞭然にわかります。
●色の表示の順番はDICナンバー順になっていて1ページに20色が表示されています。
●各色コマの下部にDICナンバーの表記とCMYK4色の掛合わせバランス(%)が記載されています。

●用紙はCMYK印刷で標準的に用いられるアート紙を使用しています。
●網点線数は標準的な175線のスクエアドットを使用しています。
●CMYK4色インキは、C=シアン(藍)、M=マゼンタ(紅)、Y=イエロー(黄)、K=ブラック(墨)です。
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