Dr.TAKEのDTP秘訣集
 -- 特色2色印刷 --

 フィルム出力のスクリーン角度


 フィルム出力のスクリーン角度
2版のスクリーン角度が同じまたは近いと印刷物はアミ点のモアレ(干渉縞)がでてしまいます。
2版のスクリーン角度を30または45度異なる角度にするとモアレが見えにくくなります。

■Photoshopのダブルトーンを使う場合
Photoshopなどのダブルトーンを使用して画像やレイアウトデータを作成した場合は、30または45度異なる角度を指定して出力すべきです。
ケアレスミスで2版を同じ角度で出力してしまうケースがありますが注意しましょう。

■CMYKのどれか2版を使用う場合
CMYKのどれか2版を使用してデータ作成する場合も多いと思います。CとMの2版を使用している場合はたいてい30度違いの2版になりますが、それ以外の2版の組合わせでは注意が必要です。

CMYK4版のスクリーン角度の例

スクリーン角度は機材や印刷会社によって異なりますが、原則的にCMKの3版を30度ずつずらし、Y版が他の版と15度ずれています。15度では角度差が少なくモアレが心配ですが、幸いY版は色が見えにくいため15度しかずらさなくても良いようです。
CMYKの4版の内、どれかの2版を使用してデータを作る場合に、 仮にMとYを使ったのでは、角度差が少ないです。まして、実際に刷りに使用するインキがそれぞれ濃い色であれば、モアレがでてしまいます。


特色2色印刷の秘訣集 目次 はじめに   2色刷りには[ダブルトーン]と[2色分解]があります。
制作方法(A)  ダブルトーンの場合
制作手順(B)  2色分解(CMYKの2版を使う)の場合
2色のTips  QuickDrawプリンタでの出力はカンプ用に便利
2色のTips  レイヤーの乗算(Photoshopでの特色2色の掛合わせのシミュレーション)
2色のTips  設定の読み込み(IllustratorでのDICカラーの読み込み)
2色のTips  掛合わせが意図通りにならない(オーバープリントの注意)
特色刷りの基本 特色2色の選び方、組合せ方
特色刷りの基本 スクリーン角度
特色刷りの基本 刷り順
特色刷りの基本 印刷用紙について
特色刷りの基本 発色についての注意
キロ連量
書籍/寸法
封筒/寸法
はがき/寸法
用紙/寸法
原紙/寸法

▼カラーマッチング ツール(おすすめ商品)
PANTONE カラーモンキー デザイン
これ1台で、プリンタ・モニタのカラーマネジメント


株式会社ジーイー企画センター
当Webに登場する社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

色見本帳カラーチャートDICカラーガイドPantone写真素材DTP印刷関連書籍プリンター用紙素材素材集 CD-ROM色見本パステルカラーパントンパントーン書籍ハレパネプリンタ用紙レイアウト用紙方眼紙写植割付スケール